私たちは待っている!
2006年 07月 05日
角田光代の新刊『ドラママチ』を読んだ。
ドラママチ
角田 光代 / 文藝春秋
スコア選択:
この本は中央線沿線の「マチ」を舞台に何かを「待つ」8人の女性の話である。
8つの話にはそれぞれに「ヤルキマチ」「ワタシマチ」「ワカレマチ」と言ったタイトルがつけられている。
ごく普通のどこにでもいそうな女性たち。
でも日常のささいなほつれを抱えている。
恋愛が何故だかうまくいかなかったり、少し妄想的だったり、やる気がなかったり。
そして変化を待っている。
「待つ」という行為は、受身的な感じがするけれど
あまり器用でなくかっこ良くもないこのヒロインたち全員に
どこか共感するところがある。
やっぱり女は誰もが待っているんじゃないかなぁ・・・
ドラマやワタシを。
お話の中に、いくつもクラシックな喫茶店が登場するところも素敵である。
ドラママチ
角田 光代 / 文藝春秋
スコア選択:
この本は中央線沿線の「マチ」を舞台に何かを「待つ」8人の女性の話である。
8つの話にはそれぞれに「ヤルキマチ」「ワタシマチ」「ワカレマチ」と言ったタイトルがつけられている。
ごく普通のどこにでもいそうな女性たち。
でも日常のささいなほつれを抱えている。
恋愛が何故だかうまくいかなかったり、少し妄想的だったり、やる気がなかったり。
そして変化を待っている。
「待つ」という行為は、受身的な感じがするけれど
あまり器用でなくかっこ良くもないこのヒロインたち全員に
どこか共感するところがある。
やっぱり女は誰もが待っているんじゃないかなぁ・・・
ドラマやワタシを。
お話の中に、いくつもクラシックな喫茶店が登場するところも素敵である。
by asadoricite
| 2006-07-05 21:00
| 読書日記