日々感じたことをつづる   のほほんブログです。


by asadoricite
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地下道を降りていくと

私たちは なんて幸せなのだろう
自分が どんな世界に生きているのか
知らないでいられるのだから
           ヴィスワヴァ・シンボルスカ 『なんという幸せ』より

地下鉄
ジミー / / 小学館
ISBN : 4097273620
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この絵本の著者、台湾在住の絵本作家ジミーは、
白血病で死を見つめたことがきっかけで創作活動に入ったという。

盲目の少女が
閉じこもるだけの日々から一歩足を踏み出して
地下鉄の世界に降りていく物語。b0096080_2220940.jpg
ぽっかりと地上に口をあけた地下道を降りていくと
そこは・・・
ページをめくるとすっかり少女の行く地下鉄の世界にひき込まれて行く。
美しく繊細でキュートで夢のようで、でもどこかに影があり
また謎解きみたいにページに隠されている絵もあって何度見ても飽きない。
b0096080_2220313.jpg

ウォン・カーウァイがほれ込んで映画化したというのもうなずけるけれど
この雰囲気は絵本でしか出せないんじゃないかな?

傷ついたり、悩んだり、立ち止まったりしている
すべての大人に読んでほしい
大人のための絵本です。
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by asadoricite | 2007-01-06 22:09 | 読書日記