日々感じたことをつづる   のほほんブログです。


by asadoricite
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それでボクはやってない

『Shall we ダンス?』から11年ぶりの周防正行監督作品である
『それでもボクはやってない』を見た。
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びっくりした。
映画が終わっても、この映画の宣伝ポスターの加瀬亮のように呆然と立ち尽くしてしまった。

この映画は痴漢冤罪、つまり痴漢していないのに痴漢の犯人にされてしまった人を取り上げている”裁判映画”だ。
周防監督の今までの作品とは違い笑いはなく、全編裁判を中心にしてストーリーが進む。
にも関わらず、スクリーンから目が離せない。

たかが痴漢で、しかも本当はやっていないのにも関わらずこんなことに・・・?
私達は普段、警察や裁判所は悪を裁き私達を守ってくれると思っている。
でも、ひとたび警察や裁判所を敵に回してしまうと
逃れられないスパイラルに否応なく巻き込まれ、
個人の力で対抗するのは不可能に近い。
無実を”証明”することなんてほぼ無理だ。
特に混んだ電車の中だったら?
痴漢冤罪は、私達の身近にぽっかりと開いているブラックホールのようなものだ。
それに被害者もいる問題だから、
真実を包み隠す本当の犯人もいるのだから
単に警察や裁判所が悪いって問題でもない。

こんな事実があるなんて考えもしなかった。
今日もどこかで冤罪に苦しむ人が、いるんだ。
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by asadoricite | 2007-01-25 17:37 | 心にのこる